ヤマザキ マサノリ
  山崎 雅教   経営学部 経営学科   教授
■ 標題
  『コーポレート・ガバナンスにおける情報開示の役割-SECによる経営者報酬開示規制を中心として-』
■ 概要
  本稿では、コーポレート・ガバナンスを遂行する上で、提供される会計情報が果たすべき役割を検討している。中でも特に、1990年代に高騰している経営者報酬とコーポレート・ガバナンスの関係についての考察が基礎となっている。その視点に基づき、アメリカ証券取引委員会が1992年に公表した経営者報酬開示規則を概観している。具体的には、要約報酬表、ストック・オプション関係の開示書類、報酬委員会報告書、業績グラフで構成されているが、特に、利害関係者が、どのようにして経営者報酬が決定されているかを確認するものとして、報酬委員会報告書の重要性を認識している。
  単著   『紀要』第28号(日本大学経済学部経済科学研究所)      1999/09


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