ヤマザキ マサノリ
  山崎 雅教   経営学部 経営学科   教授
■ 標題
  『村田直樹著 鉄道会計発達史論』
■ 概要
  本稿は、2001年に出版された村田直樹著『鉄道会計発達史論』の書評である。本書では、会計理論及びそれを構成する諸概念が歴史的所産であるという観点から、その研究対象を19世紀のイギリス及びアメリカの鉄道会社において、それらが会計に与えた影響を明らかにしょうとした労作であることを示している。具体的には、当時の鉄道会社の財務諸表を分析し、それ以前の運河会社とのつながりを明らかにすると同時に、既存の複式簿記システムでは十分に対応できない財務的機能と管理的機能が求められることを明らかにしている。
  単著   『運輸と経済』第62巻第5号(運輸調査局)      2002/05


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