ヤマザキ マサノリ
  山崎 雅教   経営学部 経営学科   教授
■ 標題
  『アメリカにおける役員報酬の開示について-コーポレート・ガバナンスの観点から-』
■ 概要
  本稿は、アメリカの経営者報酬における問題の所在をコーポレート・ガバナンスの観点から論じている。アメリカでは、取締役会はその大半が社外取締役で構成されており、経営執行役員を監督する役割を負っている。経営者報酬の決定に関しては報酬委員会がその役割を果たすことになるが、具体的な決定は、SECの経営者報酬開示規則に基づいて株主に報告される。これにより、コーポレート・ガバナンスが遂行されることになるが、日本においても商法改正により、経営者報酬の開示がこれまでよりも充実し、コーポレート・ガバナンスヘの期待が高まることを指摘している。
  単著   『JICPAジャーナル』第13巻第11号(日本公認会計士協会)      2001/11


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