ヤマグチ ユウジ
  山口 由二   経営学部 経営学科   教授
■ 標題
  「漁業協同組合の経営分析-沿海地区漁協平均と1漁協の事例を分析して-」
■ 概要
  漁業協同組合の現状を全国平均と福島県沿岸の漁協の財務資料から経営分析を試みた。その結果、全国で31%の組合が赤字で、5.3%が会計的に破産状態といえる債務超過に陥っており、極めて厳しい状態にあることがわかった。特に、バブル崩壊の過程で販売・信用・購買事業の不振が漁協経営全体を圧迫していることがわかった。現在、漁協の統合が進められており、これは規模による経営の効率化には有効であるが、これにより漁協の地域での公益性が失われてはならない。総ページ数135P中83-99P。
  単著   『政経研究』68号      1997/05


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