フルカワ ノリコ
  古川 宣子   国際関係学部 国際文化学科   教授
■ 標題
  朝鮮における普通学校の定着過程-1910年代を中心に
■ 概要
  普通学校に対する朝鮮人の対応が、1910年代に変化していることを、授業料の徴収制及び教科書自弁制の導入、入学志願者の増加の実態から考察した。併合前は普通学校への入学忌避が広範に存在し、入学を奨励するため授業料は徴収せず、教科書も給与した。しかし1910年代には入学忌避が徐々に薄れ、授業料を徴収し教科書も自弁させた。そして入学志願者は増加し、普通学校の設置を希望する傾向が強まった等の事実を明らかにした。総頁数 407頁中 174頁~ 191頁。レフェリー制有り。
  単著   『日本の教育史学』   教育史学会   (38),174-191頁   1995/10


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