フルカワ ノリコ
  古川 宣子   国際関係学部 国際文化学科   教授
■ 標題
  1910年代朝鮮における書堂
■ 概要
  書堂は、1910年代初等教育機関の中で機関・生徒数共に最も多かった。これらについて従来の研究では、減少した私立学校にかわる民族教育機関として高く評価してきた。しかし新史料に依拠し10年代の書堂科目及び運営形態を分析した結果、伝統的書堂と同じであることが明らかになった。よって民族教育機関という点では私立学校と同じ性格をもつが、近代的機関か否かという点では異なることを指摘し、書堂評価の再検討を提起した。
  単著   『アジア教育史研究』   アジア教育史学会   (6),41-56頁   1997/03


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