ヤマグチ ヨウジ
  山口 謠司   文学部 中国文学科   教授
■ 標題
  大秦景教流行中国之碑1625年ラテン語訳と典礼問題について
■ 概要
  儒教に基づく各種儀礼がキリスト教徒にとって異端になるか否かという問題が17世紀後半以来中国でのキリスト教布教に関して持ち上がる。そのひとつの契機としてヨーロッパではイエズス会、ドミニコ会、フランシスコ会、ミッションエトランジェールなどのキリスト教内部での派閥争いがあったこと、またその一因にトリゴールによる大秦景教流行中国之碑のラテン語訳がされた時の誤訳が大きく作用していることを明らかにした。
  単著   『面向世界的東方思想 中日韓三国学術研討会』山東大学 pp.141-pp154      2007/09


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