サトウ フミコ
  佐藤 史子   経営学部 経営学科   教授
■ 標題
  ‘James M. Whistler as a Victorian Japonist’
■ 概要
  James M. Whistlerのジャポニストとしてのユニークさを論じるには、彼の純粋な芸術的関心を理解することはもちろん、彼の社会的野心を視野に入れることが必要だ。アメリカ人のWhistlerはヴィクトリア朝という異文化において、前衛的、独創的な芸術家というスタンスを確立し、保つことに執着したのであり、このことは殊に、彼がヴィクトリア朝美術界の大物(ジョン・ラスキンら)との日本美術評価をめぐる対立を公の場で強調していた、という事実から読み取ることができる。PP.66~77
  単著   津田塾大学大学院『論集』第23号      2002/03


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