サトウ フミコ
  佐藤 史子   経営学部 経営学科   教授
■ 標題
  ‘One Aspect of the Japanese Craze in Victorian Britain: Popularity and Aesthetic Value’
■ 概要
  ヴィクトリア朝後期の日本趣味大流行における興味深い点は、関与したのが美術のスペシャリストから一般大衆にいたるまでの幅広い人々であったにもかかわらず、そこに一つの潜在的な共通項がみられることだ。ヴィクトリア朝人たちが日本の美術・工芸品に多かれ少なかれ求めたものは、極東の未知の国、日本の社会や人々に関する知識であった。そのため英国の日本趣味大流行は全般的に芸術的価値判断よりも大衆人気が先行した形だが、文化の区文化の著しい時代にあって、文化のボーダーを超越したダイナミックな現象であった、と解釈できる。PP.15
  単著   大東文化大学経営学会『経営論集』   (第4号)   2002/08


Copyright(C) 2011 Daito Bunka University, All rights reserved.