エンドウ　ゲン   遠藤　元   国際関係学部 国際関係学科   教授

■ 標題   アジアの大都市１　バンコク

■ 概要   国内市場を事業基盤とする流通業を事例として取り上げ、その主要な担い手であるバンコクの大手流通資本と地方の流通資本との間の企業間関係を軸に、バンコク＝地方都市関係を捉え直そうと試みた。とくに、1980年代半ば以降の投資ブーム期に焦点を当て、この時期の急激なタイ経済構造の変化の中で位置づけて分析した。筆者が担当したこの章をはじめ、他の章も従来の「首位都市卓越論」では捉え難い構造変化を射程に入れた、新たな分析枠組を提示している。共著者名：田坂敏雄、友杉孝、橋本卓、他。遠藤は第５章「大手流通資本の地方進出と地方流通企業の組織化－バンコク＝地方都市関係の新たな展開」について執筆した。   共著   日本評論社      1998/09

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