タダクマ シンヤ
  只隈 伸也   スポーツ・健康科学部 スポーツ科学科   教授
■ 標題
  Balance system SDを用いて測定した日本人の動的バランス能力に関する研究
■ 概要
  生活の質(QOL)を支える「体力」は、大きく身体活動能力および精神活動能力に分類される。精神活動能力の要因である意欲、根性、根気、勇気などの「気力」は、身体活動能力の中の行動体力および防衛体力と密接な関係があり、しかも行動体力のほとんどは加齢とともに大きく低下することが知られている。その中でも特に「バランス能力」の低下が著しく、続いて「筋力」、「筋持久力」、「柔軟性」、および「敏捷性」となっている。そこで本研究は、転倒リスクスクリーニングテストの結果を基に転倒リスクに関する日本人の標準値を作成するための指標を得ること、また、アメリカ人の標準値と日本人の標準値との比較を行うこと、さらに、それらに影響を及ぼした要因についての検討を行うことを目的として実施された。
  ◎琉子友男,佐藤真太郎,朴美香,只隈伸也
  共著   大東文化大学紀要 <自然科学>   大東文化大学   (56),23-29頁   2018/03


Copyright(C) 2011 Daito Bunka University, All rights reserved.