タダクマ シンヤ
  只隈 伸也   スポーツ・健康科学部 スポーツ科学科   教授
■ 標題
  バレーボール選手におけるコンディショニングツールとしての酸素カプセルの有用性に関する検討
■ 概要
  本研究の目的は、合宿明けの酸素カプセル曝露が女子バレーボール選手の自律神経系機能(唾液アミラーゼ)や気分プロフィール(POMS)にどのような影響を及ぼすかを明らかにし、酸素カプセル曝露が心身のコンディショニングツールとしての有用性を探ることであった。その結果、POMSからは酸素カプセル曝露が負の感情を抑制する効果が認められた。唾液アミラーゼからはストレス軽減効果が認められた。以上の結果から、合宿明け酸素カプセル曝露は、バレーボール選手のコンディショニングを整えるために有効に機能することが明らかとなった。
  ◎田中博史, 遠藤俊郎, 横谷勇一, 只隈伸也, 琉子友男
  共著   バレーボール研究   日本バレーボール学会   第15巻(第1号),1-5頁   2013/06


Copyright(C) 2011 Daito Bunka University, All rights reserved.