ヨネヤマ キヨコ
  米山 聖子   外国語学部 英語学科   教授
■ 標題
  自発音声コーパスにけるF0下降開始点位置の分析
■ 概要
  日本語東京方言のアクセントはF0の下降によるピッチアクセントである。このアクセント核によるF0の下降タイミングについては、従来単語または短文の朗読による実験音声を使っての研究が主流であり、自発音声ではどのタイミングでアクセント核によるF0下降が生じているのかはわかっていない。そこで、本研究では『話し言葉コーパス』のコアと呼ばれるデータセットに付与されているJ-ToBIラベルを使い、先行研究との比較対照を行った。その結果、全般的には自発音声についても実験音声に見られる傾向が確認された(317-318頁)。共著者籠宮隆之(国立国語研究所特別奨励研究員)・五十嵐陽介(東京外国語大学大学院生・国立国語研究所非常勤研究員)・菊池英明(早稲田大学講師・国立国語非常勤研究員)・前川喜久雄(国立国語研究所研究開発部門第二領域長)。
  共著   日本音響学会2003年春季研究発表会予稿集      2003/04


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