ヨネヤマ キヨコ
  米山 聖子   外国語学部 英語学科   教授
■ 標題
  An Instance-based Model of Categorical Perception in Japanese by native and non-native listeners: A case of Segmental Duration.
■ 概要
  本研究では、「おじさん」と「おじいさん」の例に見られるように音の時間長が音韻対立を表すことは広く知られているが、この対立は日本語の言語経験から獲得されるという仮説を検証するために日本語話者、アメリカ英語話者、日本語を学習するアメリカ英語話者の3つの言語グループの音韻対立の獲得過程のコンピューターシュミレーションを行った。その結果、(1)日本人のカテゴリー認識は日本語の言語経験によってもたらされる、(2)日本語学習者のシュミレーションから、彼らは日本語の十分な言語経験からもしくは母語の知識の抑制により、時間長の対比の獲得が可能であることの2つを主張した。(11-18頁)共著者Keith Johnson (Professor, Ohio State University)。レフリー有。
  共著   音韻研究, 2      1999/03


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