ヨネヤマ キヨコ
  米山 聖子   外国語学部 英語学科   教授
■ 標題
  How we hear what is hardly there: Mechanisms underlying compensation for /t/-reduction in speech comprehension
■ 概要
  本研究では、どのようにオランダ語のreduced /t/をどのように聞くのかを明らかにするために4つの実験を行った。先行研究から、オランダ語では、/s/や/n/の後では/t/はよりたやすく認識される傾向にあります。それは、/s/の後での弱化された語末の/t/を発話するのが日常会話では普通です。その音韻的コンテクストのrobostnessについてさまざまな方法で、オランダ語話者と/t/の弱化が日常的におこらない日本語話者との比較対象実験によって明らかにします。実験結果は一般的に見られることが確認できたが、実験方法によって多少差があることもわかった。総合的に今回の実験結果から、弱化した/t/の埋め合わせにおけるコンテクストの影響は聴覚的制約、音韻的な学習そして心内辞書からの制約がなどが係る複雑なプロセスであることを主張した(133-152頁)。共著者Holger Mitterer (Researcher, Max-Planck-Institut f#0002#r Psycholinguistik), Mirjam Ernestus (Researcher, Radboud Universiteit and Max-Planck-Institut f#0002#r Psycholinguistik)。レフリー有。
  Holger Mitterer, Kiyoko Yoneyama, and Mirjam Ernestus
  共著   Journal of Memory and Language   Elsevier   59(1),133-152頁   2008/05


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