ナイトウ ジロウ
  内藤 二郎   経済学部 社会経済学科   教授
■ 標題
  「岐路に立つ広東経済と日系企業の活路」
■ 概要
   97年のアジア金融・通貨危機以降、経済運営における「柔軟かつ自由」な、いわゆる「広東モデル」が方向転換を迫られている。こうした状況下で日系進出企業の多くが困難に直面している。ここでは98年秋の「広東国際信託投資公司の破産」及び99年10月にスタートした「加工貿易銀行保証金台帳制度」を事例とし、中国の政策意図とリスクを政治経済的視点から検証するとともに、日系企業が今後華南地域での活動に活路を見出すために、企業自身並びに日本政府に求められる条件を提示した。
  単著   『日中経協ジャーナル』No.77 日中経済協会      2000/05


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