ヤマナカ ゴロウ
  山中 吾郎   文学部 教育学科   教授
■ 標題
  文芸教育が「役に立たない」はずがない
—国語科教育はどこに向かおうとしているのか—
■ 概要
  2018年告示の高等学校学習指導要領における国語科の科目再編と、2021年から実施の大学入学共通テスト(国語)の作問傾向から見えてくるのは、「論理的・実用的な文章」を重視し、現代の社会生活に「役に立つ」力を育てようとする、国語科教育の実学化である。しかし、これからの時代・社会が、文科省の想定しているような「予測困難な時代」で「多様な他者と協働して課題を解決する」「グローバル化社会」であるならば、なおのこと文芸教育が「役に立たない」はずがないということを主張した。
  単著   文芸教育   新読書社   (122),37-47頁   2020/12


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