ヤマナカ ゴロウ
  山中 吾郎   文学部 教育学科   教授
■ 標題
  文学教育は「役に立たない」のか
■ 概要
  「大学入学共通テスト」のプレテストで行政文書や契約書などの実用的文章が問題文として採り上げられたことや、高等学校の新指導要領で文学教材の扱いが相対的に小さくなったことから、文学教育軽視の風潮に危機感を唱える声が挙がったが、この傾向は小中学校の国語科教育では早くから顕在化していた。それに対して、文学のもつ思想性や芸術性こそが「深い学び」を可能とするのであり、豊かな実践研究の蓄積が文学教育のもつ現代的意義を明らかにしていくであろうと主張した。
  単著   国語科教育   全国大学国語教育学会   (86),11-13頁   2019/09


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