タナカ タツヤ
  田中 達也   経済学部 社会経済学科   教授
■ 標題
  上総丘陵地域の村落-村の成り立ちと景観-
■ 概要
  本研究では、上総丘陵地域に位置する村落を事例に、その成り立ちと景観の形成・変遷のプロセスについて、家の定着・分出・分立過程や耕地の開発過程を通して検討した。その結果、近世初頭における耕地開発にともなう分地創出や、それに続く屋敷・耕地・山林を「二つ分け」する形態での家の分立によって、近世における集落景観・村落社会の基本的な様相が形作られたことを明らかにした。また、近世後期における畑田成開発が、この地域における水田が卓越する耕地景観を生み出したことを明らかにした。
  単著   千葉県の歴史 別編 民俗2(各論)   千葉県   163~186頁頁   2003/03


Copyright(C) 2011 Daito Bunka University, All rights reserved.