タナカ タツヤ
  田中 達也   経済学部 社会経済学科   教授
■ 標題
  近世大宮町の形成過程
■ 概要
  本研究では、武蔵国秩父郡に位置する大宮町の形成過程を、近世初頭に町の中心となった者の出自や社会的性格の分析を通して検討した。その際、各町の地割や町の重立の居住地に、町の形成過程が反映されていると考えた。その結果、妙見社や今宮坊といった宗教施設の門前町として存在した町に、近世初頭の代官所設置・六斎市の開設とともに新たに町が追加され、上・中・下の3町からなる大宮町の基礎が形成されたと推定した。
  単著   歴史地理学調査報告第7号   1~15頁頁   1996/03


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