タナカ タツヤ
  田中 達也   経済学部 社会経済学科   教授
■ 標題
  越後国岩船町年寄伴田家文書「寛政戊午之日記」にみる「新役」と港湾都市岩船
■ 概要
  本研究では、寛政10年(1798)の日記から、新役に関する記載を抜粋・翻刻するとともに、新役の内容や、新役導入をめぐる岩船町と村上藩との交渉過程について検討し、寛政期における港町岩船の様相とその機能について考察した。その結果、岩船町が上方と内陸部とを結ぶ中継港として独自の機能を有していたことや、広域的な米穀流通の拠点化を志向する岩船町と城下町村上との間に利害対立が存在したことなどを明らかにした。
  単著   大東文化大学紀要40号   103~119頁頁   2002/03


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