クラナカ シノブ
  藏中 しのぶ   外国語学部 日本語学科   教授
■ 標題
  鑑真の「戒」と「禅」-『唐大和上東征伝』付載詩群の表現から-
■ 概要
  pp103-118 鑑真伝『唐大和上東征伝』巻末には七首の詩群が付載されている。淡海三船の「初謁大和上」詩序、ならびに鑑真追悼の弟子たちの詩四首、唐人高鶴林の詩一首からなるこの詩群には「戒」「禅」の語が共通して用いられていることから、鑑真の仏教には、初期の「禅」が戒律と不可分のかたちでむすびついていたことを論じた。 1.はじめに 2.『東征伝』付載詩群の「戒」と「禅」 3.鑑真と「禅」 4.天平万葉の「禅」 5.むすび
  単著   梶川信行・東茂美編『天平万葉論』(翰林書房)      2003/04


Copyright(C) 2011 Daito Bunka University, All rights reserved.