クラナカ シノブ
  藏中 しのぶ   外国語学部 日本語学科   教授
■ 標題
  『茶譜 巻一 注釈』
■ 概要
  本文pp.1-230『茶譜』全18巻は、茶道流派の生成がきざし始めていた寛文年間(1661~1673)頃の成立とされ、茶道全般におよぶ総合的な類聚編纂書である。各項目について、千利休流・小堀遠州流・古田織部流・金森宗和流等、流派のちがいを対照的に提示しつつ、茶の湯や茶室にかかわるさまざまな記事を類聚 編纂した茶道百科事典ともいうべき性格を備えている。 本書は、『茶譜』最善本とみなしうる国会図書館本を底本とし、伝存する四種の写本(国会図書館本 ・静嘉堂文庫本・内閣文庫本・岩瀬文庫本)すべてを校合して【校異】を示し、校訂をくわえた【本文】を掲げ、【訓み下し文】【大意】を加え、さらに若干の【語釈】と【考察】を施したものである 。藏中しのぶ・福田 俊昭・相田 満・安保 博史・矢ケ崎 善太郎・渡辺 信和共著
  共著   大東文化大学東洋研究所      2009/03


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