シュトウ タダシ
  首藤 禎史   経営学部 経営学科   教授
■ 標題
  「マーケティング・ネゴシエイションの概念的フレームワークに関する考察」
■ 概要
  明治大学商学研究科修士論文 マーケティングをマネジリアルな視点ないしは実際の現場の活動からみた場合、あるいはマーケティングを企業活動の駆動力としてトータルな視点で見た場合、マーケティング活動は、従来のテキストに書かれているように、組織間の「取引」の問題だけでなく、組織内のコミュニケーションと深くかかわって、その取引が完成しているのではないかという仮説の基に、マーケティングはその戦略ないしは計画の立案から取引の終了まで、あるいは継続的な取引関係においても、ある種のネゴシエイション(交渉)の連続であるという立場から、マーケティング活動およびマーケティングのメカニズムを理解・検討することを試みた。分析視角としては、従来のマーケティングの分析枠組みにとどまらず、「関係性」「取引」「ネゴシエイション」「コンフリクト」といった概念をキーワードとして社会学・社会システム論・社会心理学・社会文化論・経済人類学などの理論やモデルを援用しつつ、実際の取引またはマーケティング活動の現場に沿って、そのメカニズムを検討・解明することに努めた。
  単著   明治大学修士論文      1990/03


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