タカハシ ススム
  高橋 進   スポーツ・健康科学部 健康科学科   教授
■ 標題
  柔道授業に構成的グループエンカウンターを導入した場合の効果について(第2報)-授業評価観点と態度との関連性-
■ 概要
  本研究の目的は、「構成的グループエンカウンターを導入した大学体育柔道授業」自体が、良い授業であったか否かを検討し、併せて良い授業要因と柔道に対する学習者の態度との因果関係を明らかにすることである。特に、研究の第一段階では、採用した授業評価観点24項目を良い体育授業条件とし、大学生にそれぞれの項目について、良い授業と感じる程度を尋ねることとした。更に、得られたデータについては、因子分析的手法を用い、その評価観点の構造についての検討を重ね、その上で、柔道授業評価並びに授業に対する態度を問うアンケート用紙の作成を試みることにした。尚、柔道に対する態度については、その構造を再認する目的から因子分析的手法を用いた。また、良い授業要因と柔道に対する学習者の態度との因果関係を明らかにするため、ピアソンの積率相関変数を求めた。
  ◎高橋進・武内政幸・矢野勝・三宅仁・若山英央
  共著   大東文化大学紀要 (社会科学)   (46),169-185頁   2008/03


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