タカハシ ススム
  高橋 進   スポーツ・健康科学部 健康科学科   教授
■ 標題
  女子柔道選手が身体組織および月経に及ぼす影響について
■ 概要
  体重別スポーツでは、減量の成否が競技成績や試合のコンディショニングに及ぼす影響は非情に大きい。特に女性スポーツ選手の場合は、母体を持ち、妊娠・出産といった大事な任務もある。そこで本研究では、競技能力を維持しつつ、大会に向けて健康で安全な減量を効果的に行わなければならない女子柔道選手のために基礎資料を得ることを目的とした。質問紙によりアンケート調査を行うと共に、女子柔道選手を被験者に実際の大会における減量前、減量中、減量後の実態を把握するために、皮下脂肪厚並びに形態の測定を行った。更に、3ヶ月間の基礎体温を測定させ、月経周期を明確にし、女子柔道選手の減量が身体組成に及ぼす影響と月経との関係についても言及した。
  ◎山田真由美・三宅仁・野瀬清喜・高橋進・森脇保彦・鈴木若葉
  共著   埼玉武道学研究   日本武道学会埼玉支部会   (4),26-32頁   2002/03


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