タカハシ ススム
  高橋 進   スポーツ・健康科学部 健康科学科   教授
■ 標題
  COVID-19 蔓延禍におけるオランダの柔道指導実態
■ 概要
  本調査は新型コロナウイルス禍におけるオランダ指導者の指導実態を明らかにすることを調査目的の主眼とし、厳しい状況下で如に柔道指導を展開し、より楽しい柔道指導に向けて工夫を凝らしているのかを探求することであった。
 調査は、直接アンケート法を取り、調査趣旨をオランダ語に翻訳戴き、Microsoft Formsを活用した英語アンケートによるものとした。
 その結果、「オランダにおいても甚大な被害、影響が出ていることは明白であるものの、各柔道指導者が、政府のロックダウンの指針に鑑みできることを主体的に実施している様子が窺える。更に、子どもへのアプローチに際しては、パズルやクイズなどの楽しい要素を忘れずにその指導に盛り込んでいるなど、コロナ禍であってもなくても、スポーツとしての楽しさを提供することがスポーツ指導者の使命であるオランダ指導者の指導姿勢を垣間見ることとなった。」などの重要な知見が得られた。

  ◎高橋 進・野瀬清喜・三戸範之・木村昌彦・中村 勇・小山勝弘・向井幹博・小志田憲一・野瀬英豪・森 英也・與儀幸朝・高橋健司・石井孝法・田中裕之・鮫島康太・竹澤稔裕・Joop Pauel
  共著   埼玉武道学研究   日本武道学会 埼玉支部会   (12),1-17頁   2022/03


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