ミシマ イチロウ
  三島 一郎   文学部 教育学科   講師
■ 標題
  セルフ・ヘルプ・グループが、メンバーのEmpowermentに貢献するために必要な条件の抽出ーグループ間比較検討の結果から
■ 概要
  筆者は、1998年の7-9月にかけて、都内14の精神障害回復者クラブの計100名のメンバーに対し、Empowermentの評定研究を実施した(三島、1999)。その評定研究のグループ間比較検討の結果を事例的検討と照らし合わせた結果、セルフ・ヘルプ・グループが、メンバーのEmpowermentに貢献するために必要な4つの条件の抽出がかなった。また、参加するメンバーの経済状況や就労状況が、グループ間のEmpowermentの評定の差異を生む要素であることがうかがわれた。
  三島 一郎
  単著   『大東文化大学紀要』第60号<社会科学>   大東文化大学   (第60号<社会科学>),131---146頁   2022/02


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