R.G. スチュワート   R.G. スチュワート   社会学部 社会学科   教授

■ 標題   「日本のイメージを整理できなかったアーティスト：フランク・ナンキベルによる日本のイメーの使用 1890—1940年代」

■ 概要   ナンキベルが自伝に形成したautobiographical self(自伝的自己)はオーストラリア人であると同時に誇りに満ちた大英帝国のメンバー、アメリカ人、アングロサクソン、白人、冒険者、ボヘミアン、漫画家、版画家、商業芸術家、美術家などといったアイデンティティから成った。こうした矛盾のある複雑な自己の形成には彼の日本での経験、また日本人と日本が大きな役割を果たした。この自己形成のために彼がいかなる日本のイメージを使用したのかを考察する。 pp.13-22   ロナルド・スチュワート   単著   『論集：異文化としての日本』国際シンポジウム「異文化としての日本」記念論文集   名古屋大学   13-22頁   2009/03

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