ユウキ　ヨシノブ   湯城　吉信   文学部 歴史文化学科   教授

■ 標題   岩殿観音正法寺境内「献灯記碑」調査報告―大正期、埼玉県人のオーシャン島への出稼ぎ

■ 概要   埼玉県東松山市の岩殿観音正法寺境内内に灯籠の奉納の事情を記録した献灯記碑が存在する。本稿では、その石碑の内容を解読し、その歴史的背景を探った。この石碑は、大正4年（1915）に建立されたものだが、南洋のオーシャン島に出稼ぎし、リン鉱石採掘に従事したことが記されている。我々は、正法寺が位置する東松山岩殿や国会図書館や外交史料館に残る当時の一次資料を調査し、当時の出稼ぎの様子を明らかにした。   飯塚祐太、静宏樹、大沼帆花   共著   大東史学   大東文化大学歴史文化学会   (6),93-130頁   2024/03

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