ユウキ ヨシノブ
  湯城 吉信   文学部 歴史文化学科   教授
■ 標題
  加藤景範『関東紀行』翻刻・注
■ 概要
  本稿は加藤景範『関東紀行』の翻刻と注である。江戸時代の大坂の歌人、加藤景範(1720-1796)は、しきりに各地を訪れ、多くの紀行を残している。其の中、『関東紀行』は延享2年(1745)の江戸行を記録した紀行である。往路は中山道を通り、十月十一日に大坂を出発し、二十六日に江戸に到着している。復路は東海道を通り、十一月五日に江戸を出発し、十九日に大坂に到着している。旅の最大の目的は富士山を見ることであったが、天候に恵まれ思う存分堪能できたようだ。
  湯城 吉信
  単著   大阪府立大学工業高等専門学校研究紀要   大阪府立大学工業高等専門学校   (49),29-42頁   2015/12


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