ユウキ ヨシノブ
  湯城 吉信   文学部 歴史文化学科   教授
■ 標題
  レ点はどの字に付くか?―改行時のレ点の位置
■ 概要
  漢文訓読は、文化の受け入れの方法として昨今注目されている。筆者らは、先に漢文訓読のアルゴリズムを分析した。本稿では、その続編として、返り点でも特殊性を有すレ点について分析した。現在、レ点も一二点などと同様、漢字の左下に付くとされているが、元来、レ点のみは右下に付くとされていた。筆者らは、それを文献により実証的に明らかにし、さらにその合理的理由を明らかにした。その成果に基づき、漢文教育に対して「従来のようにレ点を漢字の左上に付けること」を提案した。
  湯城 吉信,島野 達雄
  単著   形の文化研究   形の文化会   (4),1-5頁   2008/07


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