ユウキ ヨシノブ
  湯城 吉信   文学部 歴史文化学科   教授
■ 標題
  『観濤録』の旅―加藤景範の鳴門行
■ 概要
  江戸時代の大坂の歌人・加藤景範(号竹里)(一七二〇~一七九六)は無類の旅行好きであった。頻繁に旅行に出かけ、多くの紀行を残している。本稿では、景範が天明元年(一七八一)春(旧暦三月二五日~四月一一日)の鳴門行を記した『観濤録』の旅を紹介した。同書は歌日記の形式を取るが、旅の様子が克明に記録されており、歴史資料として価値が高いと思われるからである。また、二〇一一年三月一二日、一三日および一一月二三日に行った現地調査の成果も添えた。
  湯城 吉信
  単著   上方文化研究センター研究年報   大阪府立大学上方文化研究センター   (14),1-22頁   2013/03


Copyright(C) 2011 Daito Bunka University, All rights reserved.