ナカノ キワ
  中野 紀和   社会学部 社会学科   教授
■ 標題
  祭礼研究の現在-祭礼と都市祭礼-
■ 概要
  これまで文化人類学や民俗学で論じられてきた祭礼をめぐる流れを整理し、祭礼と都市祭礼を区別する視点を打ち出した。祭礼における演者と観客の不安定な関係を明らかにし、そこで差異が生み出されていく過程に注目する必要性を論じた。都市祭礼を、差異の生成の場として捉えることで、祭礼以外を対象とした研究とも結びつく回路が開かれることを指摘した。
  和崎春日、小林忠雄、内田忠賢、後藤範章、矢島妙子、川部裕幸、田野登、原香苗、法橋量、竹中宏子、倉石忠彦、森栗茂一
  共著   『現代都市伝承論 民俗の再発見』   岩田書院   203-224頁   2005/10


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