ナカノ キワ
  中野 紀和   社会学部 社会学科   教授
■ 標題
  書評:『大文字の都市人類学的研究-左大文字を中心として-』(1996年 和崎春日著、刀水書房)
■ 概要
  本論の概要を述べ、理論的側面について特徴的なものとして次の4点を挙げた、「マルチフォーク」をめぐる問題、風俗と民俗をめぐる問題、アソシエーション論の展開、エスニシティとコミュニタスについてである。そのうえで評者の関心に即して、都市社会の軟構造と硬構造、祭礼における感性、時代ごとの都市性について評者自身のフィールドワークと照らし合わせながら現代の都市人類学的視点から考察したものであもる。
  単著   『都市民俗研究』   都市民俗学研究会   (第3号),86-93頁   1997/06


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