ナカノ キワ
  中野 紀和   社会学部 社会学科   教授
■ 標題
  都市祭礼・小倉祗園太鼓をめぐる語り-獲得される『場所性』-
■ 概要
  多様な変化を続ける我われの生活世界を「記憶」を軸に描いたモノグラフである。記憶とは過去に留まるものではなく、「記憶の場」が意図的に創られていることを、祭礼をめぐる語りから明らかにした。メディアを取り込んだ記憶、空間と結びつく記憶、太鼓の技と結びつく記憶等が語りを通して表出されるなかで、人々が「小倉」という場所を身体化していく過程を動態的に論じた。
  岩本通弥、蘇理剛志、川森博司、矢野敬一、青木隆浩、中野紀和、土居浩、森田真也、才津祐美子、法橋量
  共著   『(現代民俗誌の地平)記憶』   朝倉書店   pp.139-163頁   2003/10


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