ムトウ シンイチ
  武藤 慎一   文学部 歴史文化学科   教授
■ 標題
  東方キリスト教諸教会 ―研究案内と基礎データ
■ 概要
  第II部第4章2「シリア文学を代表する詩人ニシビスのエフライムの聖書解釈 ―詩作と釈義の間」:シリア文学の最高峰ニシビスのエフライムは4世紀の詩人であり、同時に釈義家だった。彼の創造・想像性豊かな詩作と地に足着いた厳密・堅実な聖書解釈とは、一見相容れないように見える。しかし、よく考察してみると、彼の発見法によって聖書理解の土台としての釈義と自由な発想の表現としての詩作が媒介されていることが分かる。
  三代川寛子編
  共著   明石書房   202-211頁   2017/08


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