ムトウ シンイチ
  武藤 慎一   文学部 歴史文化学科   教授
■ 標題
  宗教を再考する ―中東を要に、東西へ
■ 概要
  西洋と東洋の間に位置し、文明発祥の地である中東で誕生したシリア宗教(シリア・キリスト教)は、先行するユダヤ教から思惟方法を受けつぎ、西洋のキリスト教と信仰対象を共有し、同地域のイスラム教の普遍的一神教文明の先駆となった。本書ではこのシリア宗教を中心に、これらが東へ伝わり、接触した中国の宗教や仏教、さらに日本の宗教などとの、比較宗教的な広がりを追求しつつ、現代社会における多宗教共生の可能性を探った。
  単著   勁草書房      2015/06


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