ムトウ　シンイチ   武藤　慎一   文学部 歴史文化学科   教授

■ 標題   The Triune God in the Tripartite World in a Syriac Manuscript Found at Khara-Khoto

■ 概要   われわれ日中共同研究プロジェクトチームは、1983年から84年にかけて中国の内モンゴル考古学研究所によって新たに発見された文書のうち、すでに研究されていた漢語と西夏語以外の言語による228の文書を研究したが、著者はそのうち1つの文書をシリア語と判定した。本研究では、初の英訳を提示し、キリスト教思想の頂点である三一論的世界観を始めとする、この文書の中心的思想を扱い、簡にして要を得た思想的に貴重な内容が明らかになった。   Li Tang/Dietmar W. Winkler (ed.)   単著   From the Oxus River to the Chinese Shores: Studies on East Syriac Christianity in China and Central Asia   Lit Verlag   381-386頁   2013

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