ムトウ　シンイチ   武藤　慎一   文学部 歴史文化学科   教授

■ 標題   The Syrian Origin of the Divine Condescension as the Key to Biblical Interpretation

■ 概要   ギリシア語資料の中では、クリュソストモスの適応論が傑出しているが、シリア語資料によるとエフライムが彼以前に、豊かな適応論を展開していた。このギリシア語圏とシリア語圏とを媒介したのは、エメサのエウセビオスが代表する二重言語話者である。従って、従来の諸研究とは異なり、クリュソストモスの解釈学にとって最重要の考えにおいて、シリア語圏の影響が認められることが初めて明らかになった。   単著   The Harp 20　pp.249～261      2006

Copyright(C) 2011 Daito Bunka University, All rights reserved.