ムトウ　シンイチ   武藤　慎一   文学部 歴史文化学科   教授

■ 標題   The Hermeneutics of Eusebius of Emesa in Comparison with That of Ephrem of Nisibis

■ 概要   ラテン語訳で著書が現存する、アンティオキア釈義学派の創始者エメサのエウセビオスとその同時代のシリア教父を代表するニシビスのエフライムを比較した。前者が聞き手に聖書箇所の「唯一の、真の」解釈を教えようとする傾向があるのに対して、後者は他の多くの解釈可能性により開かれている。両者の間には本質的な相違があるので、従来の説のようにシリア的解釈学をアンティオキア型と見なすべきではない。   単著   The Harp 18 pp.203～215      2005

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