オオスギ ユカ
  大杉 由香   スポーツ・健康科学部 スポーツ科学科   教授
■ 標題
  「産業史・経営史・企業史のゆくえ-今何が問われているのか-」
■ 概要
  現在の日本経済史の主流は産業史・経営史・企業史であるが、経済史と経営史の相違および経営史と企業史の違いが認識されていない問題があるばかりでなく、今の社会に新しい視座や未来を切り拓くヒントを想起しているのかといった問題が厳存する。そこで本稿では社会的要求と研究の間でズレが生じている理由として、①異分野との交流の少なさ②企業側の史料提供等の便宜もあって保守的な書き方になること③研究の細分化を挙げ、さらに今後必要とされる視点として、国際的視点・中小企業の視点・自然と人間共生の視点を指摘した。
  単著   『企業診断』51巻8号、同友館、p.112-p.116      2004/08


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