オオスギ ユカ
  大杉 由香   スポーツ・健康科学部 スポーツ科学科   教授
■ 標題
  「日本農業の変遷と未来-日本経済史は農業をどう考えてきたか-」
■ 概要
  現在、食が満たされ、主流産業も工業・サービス業に移ったためか、日本経済史研究においても農業を取り上げる研究者は少ない。しかも戦前農村と戦後農村ではあまりに大きな変化があったため、現在の食料問題を考えるにしても、戦前の歴史は参考になりにくいところがある。だが世代を超えて進められた品種改良や戦前農村の質素な生活からは私達が日頃忘れがちな共助の精神や足るを知るといった節度を読み取ることができると指摘した。
  単著   『企業診断』51巻7号、同友館、p.112-p.116      2004/07


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