オオスギ ユカ
  大杉 由香   スポーツ・健康科学部 スポーツ科学科   教授
■ 標題
  「日本―フィランスロピー研究における現状分析と歴史研究の課題」
■ 概要
  日本のフィランスロピー研究には、一過性のブームがあり、特に現状分析においては、新自由主義・新保守主義と融和的関係にあって、政治色が強い問題点を指摘した。他方で、歴史研究においては、現状と結び付けた研究が少ないこと、さらにフィランスロピーが出現する社会経済的背景の分析が不十分であること等の問題点を挙げ、歴史研究でも現状分析でも、特に米国の影響を強く受けていることを指摘した。
  単著   大原社会問題研究所雑誌   法政大学大原社会問題研究所   (628),17‐23頁   2011/02


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