オオスギ ユカ
  大杉 由香   スポーツ・健康科学部 スポーツ科学科   教授
■ 標題
  「視点 日本経済史研究の動向」
■ 概要
  元々は希薄になりすぎた階級対立・闘争の視点-日本経済史における研究動向批判-という題名の論文で、90年代以降、日本経済史研究の殆どで階級自体を扱わなくなっていることを指摘し、その理由として①社会主義政権の崩壊②統計分析の緻密化③低成長期以降の社会運動の減少④現状肯定型の問題意識に変わってきたことを述べ、このままでは日本経済史研究の社会的有用性が低下することは避けられないことを明言した。
  単著   大東文化大学『東洋研究』   大東文化大学東洋研究所   (第162号),p.111-p.125頁   2006/12


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