オオスギ ユカ
  大杉 由香   スポーツ・健康科学部 スポーツ科学科   教授
■ 標題
  「菅沼隆『被占領期社会福祉分析』」(書評)
■ 概要
  2005年にミネルヴァ書房から出版された書籍。本書の実証レベルが群を抜いて高いこと、現代の社会的意義もふまえた高度な学術書であることを評価する一方、表現の難解さや史料集を思わせるような翻刻的な内容、先行研究に関する説明の不十分さを指摘し、GHQの史料的裏付のない記述では実証が手薄である問題および扱う時代があまりに短期間であるため、題名と内容が一致しない点等を述べた。
  単著   『歴史と経済』197号、政治経済学・経済史学会、p.58-p.60      2007/07


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