オオスギ ユカ
  大杉 由香   スポーツ・健康科学部 スポーツ科学科   教授
■ 標題
  「21世紀社会と社会保障」
■ 概要
  本稿では日本人全般が情報化に振り回され、90年代不況で精神的に追いつめられていること、かつ漫然と高齢化に不安を抱いて21世紀社会を展望しようとしない状況に触れている。また日本の政治家・経営陣が賞賛するグローバリゼーションは福祉・医療の分野にも進みつつあり、貧富の格差を広げる傾向を見せている。その中で筆者は、今後社会保障によってグローバリゼーションの荒波による被害を最小限度に抑える必要があり、かつ多様な生き方を権利として認め、背後で支援する役割が社会保障に求められていることを示唆した。
  単著   『大東フォーラム』春   (12号)   1999/03


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