オオスギ ユカ
  大杉 由香   スポーツ・健康科学部 スポーツ科学科   教授
■ 標題
  「都市における公的扶助と私的救済-明治前期の京都を中心に-」
■ 概要
  京都では幕末維新期に大きな混乱に見舞われたものの、市街には町方による自治が生きており、町の中では人の流入を抑え、身内とみなした者を扶助する動きが見られ、かつこうした自治に役所や寺社が協力するケースが少なくなかった。そのためスラムが四方に散在した東京と異なり、京都では市街を取り囲む形で形成されていく。なお府が比較的早く救済から手を引くのも、町による自治が強かったためである。レフリー有
  単著   『社会経済史学』第61巻4号、社会経済史学会、p.29-p.59      1995/10


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