ヤマモト ヒロコ
  山本 裕子   法学部 法律学科   教授
■ 標題
  「合弁企業に関する独占禁止法の日・米・欧比較研究」
■ 概要
  合弁企業はリスクの分散、補完的技術の利用、参入障壁の克服等を可能にする経済的効用の高い企業形態であり、企業の国外進出等において利用され、競争促進的効果が期待されている。しかし、合弁企業が①カルテルの実行機関と同視できる場合、②市場支配的地位を形成する場合、③特定の市場を閉鎖する場合には、日・米・欧いずれにおいても競争制限的合弁企業として法的規制の対象となることを事例研究を交えて明らかにしている。
  単著   横浜国立大学大学院国際経済法学研究科修士論文      1995/03


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