ミヤギ オサム
  宮城 修   スポーツ・健康科学部 スポーツ科学科   教授
■ 標題
  サッカー選手における試合をシミュレーションした際の生理学的および動きの特徴
■ 概要
  サッカー選手の生理学的実験を実施していくための基礎的研究として、試合のシミュレーションを作成して、その妥当性について成年男子サッカー選手を対象に、血中乳酸濃度と心拍数による生理学的特徴および移動距離と移動スピードによる動きの特徴から検討することを目的とした。動きの特徴については、三角測量法による高速移動解析システムを用いて測定した。その結果、作成した試合のシミュレーションは、実際の試合とほぼ同様な血中乳酸濃度と心拍数がみられ、また移動距離と移動スピードによる動きについても、これまでの報告とほぼ同様な結果がみられた。そのため、今後サッカー選手の生理学的実験を実施していく上で、本研究で作成したシミュレーションを用いることは有用であると示唆された。Vol.79 pp.83-91.宮城修、大橋二郎、安松幹展
  共著   防衛大学校紀要      2000/10


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